Yeah!めっちゃ Holiday Season is coming!

♪うきうきな夏 きぼ〜。
なんてアラフォーの体に鞭打って、元気なフリしてみました(笑)。明日から7月。今年もぼやぼやしている間に後半戦じゃないですか。弊社でも夏の節電対策ってことで、これから3か月間、水・金はNO残業DAYとなります。なんだか3月にジムに入会してからアホみたいに運動ばかりしていたので、もう少し文化的な活動に取り組みたいと思います。
夏と言えば、各文庫本の「夏の100冊」が発表になりますよね。毎年、新規にエントリーする本が楽しみで、かかさずチェックしています。今年は3社合計で20冊購入いたしました。これから浮ついた心を鎮めるためにも(おいおい)読書に励みたいと思います。最近、ほんとに本が読めなくなりました。なんだかいろいろとやらなければいけないことが多く、焦ってしまって、じっくり1冊の本と向かい合えないのです。ただ、本日、藝大の【夏目漱石の美術世界展】を見て、漱石先生とラファエル前派および青木繁好きなところに共通点を見出した私としては、蔵書の漱石作品を優先的にしっかり読もうという気になりました。あらすじは知っていても、ちゃんと読んでない本が多いので、楽しみにしようっと。
この展覧会は非常に面白く、漱石が実在の絵描きの名を使って、架空の作品を小説に登場させるのですが、それはたぶんこんな絵でしょう、というのをわざわざ再現してあったりするのです。虞美人草に出てくる銀屏風に描かれた芥子の花、素晴らしかったです。しかし、「絵画」という手段で表現されたものをわざわざ言葉にする、というのはどんなものでしょう?村上春樹の小説にはよく音楽が出てくるけれど。私が小説を書くとしたら、映画をネタに使うかな??

芸術は自己の表現に始つて、自己の表現に終るものである

漱石が孤独の中、自己の表現と徹底的に向き合い、その苦しみに耐える厳しさを思わせる一言でした。

本日はまたつなちゃんと「貴婦人と一角獣展」を見て、ブラッスリーポール・ボキューズ・ミュゼのランチに舌鼓を打ったのでした。新しい料理が運ばれてくる度、評論家みたいに味の感想を表現していたので、妙な人だと思われたことでしょう。でも、本当においしくて感動したんだもん!うまい料理は人を饒舌にさせるのです。