ワシントン3日目はフィラデルフィアへ、4日目はラストスパート!

結局仲の良い奥様が旅行に同行しないことが決定したので、最初はフィラデルフィアに行くことに関してNegativeだったわけです。私だけ夫君であらせられる技術士Iさんと会ってどうするの?と思いまして。しかし、美術ネタにすぐつられてしまう私はフィラデルフィア美術館やらバーンズコレクションの話を聞いて、もうこうなったらノリで行くしかないでしょ!と。Amtrakを予約して片道2時間かけて出かけてまいりました。シートがふかふかで座っているのがとても楽で、TXとは大違い。バーンズコレクションでセザンヌの良さを再発見し、フィラデルフィア美術館はこりゃチケットが2日間有効なのも納得とばかりの規模の大きさにびっくり。ナショナルギャラリーより収蔵点数多いかも?また、寺院とか日本の茶室の再現もあるのだけど、もともとの部屋にビルトインのような形で違和感なく作られているものが多くて驚きです。

フィラデルフィア美術館の階段はロッキーがトレーニングで使ってたんですよね。

ここにもフェルメール作品はあるんだなぁ。

セザンヌの大水浴は小さいバージョンがバーンズコレクションにもあります。

他にはゴッホのひまわりなどなど。
時間さえあれば、本当にゆっくりしたかったです。Iさんとはビジターセンターで待ち合わせし、まずは名物のチーズステーキを食べた後、

街の観光案内をしていただきました。合衆国憲法をサインした建物とかリバティベルなど。駅で撮影した記念写真は部会でお見せすることにいたします(笑)
4日目はいよいよラスト2日ということで、まだまだ行ってない博物館をとにかく駆け足で見まくりました。まずは荘厳な装飾で見学者の心をときめかす議会図書館

→ハーシュホーン美術館(「破壊」をテーマに広島の原爆に関する展示などがありましたがスルー→フリーアギャラリー(ホイッスラーとデューイングの作品がすばらしいが、東洋美術はガン無視。最近米国では韓国の芸術が脚光を浴びているようです。)→国立自然史博物館(またもこういう子供が多いところでランチを取ることになったため、胸焼け気味でハンバーガーを食す。もうやだ。昆虫の展示が面白かったのだけど、ムカデもタランチュラも動いてなくて、プラスチック疑惑がふと湧いた(そんなわけない)。)
私の大好きなエメラルド

→国立アメリカ歴史博物館(大統領はつらいよ。暗殺される危険を犯してまで行わなくてはならない“The glorious burden”なのです。)→ワシントン記念塔(ただ今入場できません)

ホワイトハウス(遠いところにあるのをズームで撮影。)

→コーコランギャラリー(ナイアガラの滝の絵が秀逸。アメリカは風景画で勝負すればよいのに、とつくづく思いました。)→スミソニアンアメリカ美術館(アメリカンアートの魅力がつまっておりますが、詳細はのちほど。)とちゃんと見学したんですか?と疑われそうなほどはしごをしまくり。最後は日本料理屋で寿司とみそ汁をいただいて、ほっとして帰ってきました。魚のダシが日本人の脳には効くんですよ〜。本日は途中2度ほど靴を脱いで自分で足裏マッサージをするはめに。ラクな遊びではなく、これは修行なのです!