ワシントン5日目にして最終日 なぜか謎の人からラテをごちそうになるの巻

いよいよ本日で最後になります。白い墓石が並ぶ様子が見たかったもので、まずはアーリントン墓地から攻めました。

ケネディ家のお墓には人がたむろしていましたが、私としては特に思い入れはないので、ふーんという感じ。つくばでの車生活でだいぶ足が弱っているようなので、ここからリンカーン記念館まで歩けるかどうか、大変心配ではあったのですが、ポトマック川にかかる橋を越えてなんとかたどり着きました。

ワシントンはとても良い気候でおそらく日本と同じくらいの暑さです。日陰が気持ちよく、しばらく記念館の裏の階段で風に吹かれながらのんびりしていました。その後は中心部に出かけていくのはやめにして、ナショナルジオグラフィック協会の博物館へ。あまり活動内容は知らない(笑)のだけれど、地球探険に興味がある読者へ知られざる自然や動物の世界、過去の遺跡や文明をグラフィカルに紹介する雑誌を発行している団体、という理解でよろしいでしょうか?シカゴの科学産業館で参加したアトラクションで気になったもので立ち寄ってみただけです。それにしても探険家って写真家が多いのですね。目的からいえば必然的にそうなりますか。ちなみに本日発刊の雑誌の表紙に掲載されましたので、どうぞよろしく。悪ノリ。

そこからは宿泊しているホテル近くのフィリップスコレクションに訪れました。お金持ちの邸宅がそのまま美術館になっており、建物も含めて興味深いですが、ここの(私が認める)必見作品はルノワールの「舟遊びの昼食」だけじゃないかなぁ。ピエール・ボナールなども多数ありますけどね。収集品のレベルはフィラデルフィアのバーンズ・コレクションとは雲泥の差です。結構時間に余裕があったので、カフェでデザート&ラテを楽しんでおりましたが、やっと食べ終わるぞ!というときに黒人の方が寄ってきて、もう1杯飲むよね?俺がご馳走するから。と訳が分からないうちにまた巨大カップのラテが運ばれてきてしまいました。実をいうと、最初オーダーを忘れられていて、10分ぐらい待ってもラテが来なかったので、お店の人がお詫びの意味でおごってくれたのかと思ったのですが、その人は運んできてくれた後、どこかへいなくなってしまったので、おそらくお客さんだったのでしょうね。ほんとに謎でした。というか、もうおなかいっぱいで2杯目を飲む余裕はなかったのですが…。