ご縁とは

私は運命論者ではありません。今までそこそこ恵まれて生きてきたのでしょう、正しい努力をすれば自分が置かれている状況を改善していくことはある程度可能だと信じています。しかし、どうも他者が関係する事柄に対して、踏み込んでいくことが苦手です。自分自身、他者から指図を受けたり、自由を制限されることが嫌なので、私も極力そういうことをしないように気をつけているからです。だけど、一人っきりでこれからも生きたいわけじゃない。そう思ってコンカツはしているけれどなかなか出会った男性と仲良くできないんですよね。まぁ、最近はその「出会い」さえも年齢やら条件などで最初からブロックされてしまうことが多いのですが。そのブロック(通称「おことわり」)を告げてくる仲介者は割と安易に「ご縁がありませんでした。」という言葉を使いますが、なんだか薄っぺらくて嫌になります。とりあえずそう言っとけば問題ないだろ、みたいな。そんなことより、もう少し痩せたら?とか、話し方に気を付けて下さいとか、受容される確率が高くなるアドバイスをいただいた方がよっぽどいいんだけどな。出会いの数を増やすことは努力で出来るだろうけど、「ご縁」と言われた途端に何をしたらよいのか分からなくなってしまいます。確かに私は人への接し方があっさりしすぎているのが反省点だけど。そしてこれからはもう少し粘り強く関係性の深化を狙ってみよう、とも思ってるけど。そういう自分自身の変化も合わせて、結局すべて「ご縁ですから」でまとめられるんだろうな、うまくいこうがいくまいが。うががぐぐぐ。