近況報告

あまり最近ブログを書く気力がなかったのですが、それでも定期的にチェックしてくださる方がいるみたいなので、近況報告したいと思います。

☆つくばライフ
便利で情報に囲まれた東京と比較して、社内に売店はなく、だいぶ離れた最寄の店がファミマとセブンイレブンのみというこの環境で、自宅と会社を自転車で行ったり来たりの生活を物足りなく思います。車を買えばもっと満喫できるよ、と言われるのですが、意外と事故が多いので、運転中でもぼんやり癖のある私はできれば遠慮したい。せめて休みの日はもう少し東京に繰り出すことにしようかな。そして虎視眈々と東京に戻るチャンスをうかがおう。

☆仕事
今度ようやくClaudia課長にも部下ができるらしく、「ちゃんと指導せねば」という心がハリとやる気を引き出してくれそうです。8月は上海で弊社にとってビッグイベントがあるので、その準備中。

☆夏休み
そんなこんなで8月に休みを取るのが難しそうなので、航空運賃がまだ安いうちに休んじゃおうかと、13日からNYでVacationの予定。メトロポリタンやMoMAなど美術館をはしごしまくるよ!せっかくBroadwayが近くなので、特に好きじゃないのですが、ミュージカルも鑑賞予定。この時期のChicagoには米倉涼子が出演しているらしいけど、安いチケットを現地で調達できたら見てみようかな。

☆他者へのアプローチ
さぼり倒していたフーコーの「狂気の歴史」の読書会に参加したらすでに本文の輪読は終わっており、フーコーデリダデカルトの「省察」をめぐる論争の論文を皆様は読んでいました。「他者論」は面白いのだけど、狂気を排除しない理性もしくは言語が存在しうるのかどうかは疑問。もともと理性で表現できないものを「狂人」と呼んでいるのではないのか。これを「東洋」と「西洋」、はては「自分」と「他人」にまで拡張して見解を述べている面白い論文でした。言葉の問題で、誤解等は常に生じる危険性はありますが、他者理解において安易な不可知論でgive upしたくないなー、と思うのです。

☆芸術と科学の融合
久しぶりに上野の科学博物館に行きました。縄文人の骨の写真展に「芸術と科学の融合」とあったので、私が目指すテーマだと思って偵察にいったのですが、なんかイマイチでしたね。本物の骨には圧倒する存在感があるのですが、部分部分をクローズアップして説明しているパネルにインパクトと工夫があまりない。これが芸術?もうひとひねり必要でしょう。興味深い展示企画を提案出来る人になりたいもんです。

☆楽しい仕事
自分が扱う製品を選べないというのが今の苦しみならば、どんどん新規候補を挙げればいいじゃん、というのが前向きな意見なんでしょうね。うちの会社の既存技術では出来ないことだらけだろうけど、あきらめずにあがいてみる。それでも、もうつまんなすぎて無理と思ったら、自分で会社を経営するしかないんだろう。