茨城の県民性について

私も茨城県出身ではありますが、全体的にのんびりしてるなぁと思います。市役所で転入、住民票の写しの発行をお願いしても、どれだけ待てばよろしいのでしょうか?ってぐらい待たされます。品川のときは区役所に行ってもさくっと手続きが完了し、大きな役所なのに素早い対応だと感心したものなのですが。あと、駅近くのスタバでコーヒー豆を買おうとしたとき、いろいろと説明をしてくれるのはよいのだけど、正直長いっすよ。電車に乗り遅れてしまうので、豆は挽かなくて結構です、試飲も遠慮します、と最後は自ら切り上げました。
明日、美術鑑賞サークルでは恩田陸さんの「夜のピクニック」の歩行祭にちなんで、5日の朝まで夜通し歩くイベントがあるらしい。残念ながら出席できないので、原作を読みましたが、同じクラスになってしまった異母兄妹をめぐる友情と恋というテーマで最後まで延々ひっぱれるのがすごいな、と。いつも戻ってくるのは、お互いに対するどうにもしがたい気持ちで、ぐるぐる同じところを回っている印象です。しかし、最後で西脇が新しい世界観を得たときに、自分の周りの少女たちを実はずっと愛していたことを悟った、とあって、私はそういうグループとして誰かを愛すなんてことないなと不思議な気持ちになったのでした。私がもしイベントに参加していれば、三島の「橋づくし」ルートも是非歩いて、何とはなしに願掛けなどしてみようと思っておりました。
写真で見る橋の文学: 三島由紀夫の橋づくし
また、それは次回にということで。雨が止んでいるすきにお買い物に行ってきたいと思います。