いいたい放題復活

本日英検1級、2回目の面接を受験しました。何もせずに逃げてばかりの1回目とは異なり、わざわざ府中まで毎週日曜日にプライベートレッスンを受けにいき、でもやはり少し勉強不足気味な感じで本日、地震があった頃に受験をしておりました。もう、トピックカードをめくった途端に自分の得意な健康や医療の分野が全くないことに気づき、何を選んだらいいだよ!?と途方にくれました。と言っても1分しか時間はないので、なんとか経済関係をピックアップし、2分間苦し紛れのスピーチをいたしました。もうヤダー。
ところで、今になって「人体の不思議展」の主催者が東大に寄付して監修を依頼していたことが問題になってますね。この件、私の敬愛する養老先生も微妙に絡んでいて、複雑な心境ですが、要は最初はドイツから標本を輸入し、国際法に準拠した展示を行っていたのに、途中から担当者が変更になり、貸し出しを断られたため、中国の標本を使用することにした。しかし、対応が法的に問題があるかもしれないとのこと。もともと臓器の展示などに倫理的な問題があるのでは?という感情的な反発があるところに、法を守ってない可能性があるときたらバッシングされますよね。それでも、私はこの展示には非常に感銘を受け、これがきっかけで自分も従来の人間観にがつんと衝撃を与えるような、巡回展示を企画できるようになりたいと思ったのです。博物館に雇用されないなら、自分が場所を借りて個人的に展示を企画します、というベンチャースピリット。最初は外国からの借り物ばかりになっちゃうかもしれませんが、いつかオリジナルな展示を実現したいと考えております。楽しいことが好きな人は寄っといで〜。福岡伸一先生もフェルメールがレーウェンフックの顕微鏡観察の絵を描いていたという仮説を立て、もう一つの「フェルメール展」を開催しようとされていますよね。そういう企画がどんどん実現されたらいいな、と心底思います。もっと自由に、もっと楽しく!そういうモットーに科学風味を少し混ぜた事業を起こしたいものです。