夏風邪から立ち直って

先週、耳鼻科で熱があることが発覚して以来、予想外に不調の1週間を送ることになった。のどの痛みが長引き、最後の方は鼻水が止まらない状況であった。このままでは寝連休になってしまう!という危惧を抱き、読書会やら風鈴市、結局あちこち顔を出してみたら結構刺激的な出会いがあった。

もともと私がネットを通じて知り合った方々はご自分でサークルを運営したり、イベントを企画したりと、いろいろなことに興味を持って熱心に活動している人が多い。他の人も一緒に楽しめるよう、いろいろと手間がかかる準備を裏で一手に引き受けてくれているからこそ、スムーズに事が運ぶのであろう。あらためてこの場で感謝申し上げたい。
そして、先日お会いした方は、その場ではなんとなく普通っぽい話題を選んでしまったが、あとでHPを拝見したら、「ご冗談でしょう、ファインマンさん」ばりの冒険をしている研究者で、非常に刺激を受けた。私は結構やりたい放題な人間だが、割と内気なところがあって(笑)、他人への働きかけや根回しが必要なくて、一人でもできることばっかり挑戦してきたな、と。なんか自分の弱点に気づかされてしまった。安部公房の「箱男」に共感して、京の街をダンボールをかぶって練り歩き、人の反応を観察する等、面白い実験をされている。
やってみよう研究所

あとはなんといっても、FIFAワールドカップ勝戦。スポーツは観戦するより自分でやるほうが好きな私でも、ワールドカップクラスは別で、朝の3:30に起きましたよ。アメリカのパワフルな攻撃に押され気味の前半を無失点で乗り越え、後半。1点を先制されて、これからどうなるの!?と祈るような気持ちで見ていたら、とっさのこぼれ球を拾ってシュート。延長に入ってから、ヘディングで得点した米国選手のWAMBACHは見事だと敵ながら賞賛していたら、あれ?という離れ技で澤選手が同点ゴール。彼女はあの向きでゴールの空きスペースが見えていたのだろうか?スーパーファインプレイ。めちゃめちゃ感心した。日本はPKも落ち着いて決めたしね。「なでしこ」という可憐な名前ながら力強さを感じた一戦でした。日本人もメンタル面が強くなったもんだ。
最近孔子関連書籍を読んでいて、次の言葉を再発見した。

これを知る者はこれを好む物に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず

楽しんでいる人にはかなわない!私もまだまだ負けちゃあいないぜ。