耳鼻咽喉科でミイラな気分を味わう

以前から携帯電話でもそもそしゃべる人の声が聞き取りにくいなぁと思っていて、自分はかなり大声でしゃべっております。私から電話がかかってきた元上司は耳から携帯を数cm離して聞いていたという目撃談もあり。
そして、先日の某面接でも面接官が試験に疲れているのか、小声でしゃべるんですよ。もっと大きい声でしゃべってよ、聞こえないよ…と思ったのですが、ひょっとして私ってば補聴器必要なレベルの難聴なのでは?と疑念が湧き、耳鼻咽喉科に行ってみることにしました。
健康診断でよくやる聴力テストの拡大バージョン、左右の腕での血圧測定、耳に空気圧をかけたときのよくわかんない波形の調査を行って、最後は耳の中を内視鏡で観察した後、どちらかといえば鼻の方に問題があるという判定になったらしい。
それまで、耳垢がたまっているぐらいだといいなと軽く考えていた私は、何度も両方の鼻の穴から内視鏡を突っ込まれたり、掃除をされたり、薬を噴霧されたりと生きた心地がしなかったですよ。治療中の涙をとめられなかった!金属製の長い棒を見たときは、エジプトでは鼻の穴から脳みそを掻き出してミイラを作ったんだよね〜という記憶がぐるぐると頭をかけめぐり、もう私には明日はないのではないかと。気軽に耳鼻科に行ったらエライことになるな、ということを悟った次第です。
それで、結局耳の方は鼓膜も正常だし、形態や機能に異常は認められないという話であった。しかし、左耳だけ極端に小さい音が右より聞こえにくくなっているという結果でした。通常の人間の声の大きさとはかぶっていない領域なので大丈夫じゃない?と言われたのですが…それなら鼻のことはほっといてほしかったぜ。
病院で熱があることも発覚し、しばらく養生に努めたいと思います。
すっかりトラウマ。