10月の五月病

30代初頭は、年齢詐称のかどで告発される芸能人や文化人(ほぼ女性に限る)に全く共感できませんでしたが、アラフォーともなると、毎年誕生月がやってくると、なんの進展もない我が人生の状況に憂鬱になってしまいますね。歳を取ったことを認めたくないです!

あと、転職しておいてなんですが、「安定したい」とか「どこかに定着したい」とかなり保守的になっている自分を感じます。正直、前の会社は仕事内容をそんなに気に入っていたわけではないのですが、それなりに居心地のよい環境を作りつつあったので、そこを離れて新しい環境に飛び込む、ということがなかなか想像できませんでした。しかし、このまま会社の一存で転籍させられてはどうしようもなく選択の幅が狭まってしまう危機感が後押しして、今の会社に移る勇気を振り絞った、というのが実情です。

その転職先で、いろいろと新しいことを勉強しなくちゃ、と頭では思うのですが、どうも意欲が湧かないのです。ようやく「技術士」の資格が取れたことで、大きな目標を失ったのかも。他にも英検1級に挑戦したい、とか探せばやりたいことは見つかるのですが、あぁまた一人で勉強の日々かぁと思うと、なんだか孤独に沈潜する生活を選ぶ踏ん切りがつかないのですよねー。これまでさまざまな資格取得に取り組んでまいりましたが、自分の能力を伸ばしたい、自信をつけたい、ひいては自分を愛したいというのがその原動力になっていました。しかし、もうそれは十分で、他人を愛すことのほうが大事じゃない?と自分の厳しさやら不寛容さを反省しているところであります。

これからはまた「一味違ったアプローチで人生探求」というのが誕生日を前にした新たなトライアルであります。