軽井沢の恋にあやかって

段々と秋めいてきた今日この頃、最近では美術展スケジュールが私の週末予定を全て規定してしまうのではないか、と思うほど美術三昧の日々を過ごしております。
アリエッティ展」において種田陽平が監修・美術監督を務める「小さなルーブル美術館」展がメルシャン軽井沢美術館で開催されていると知ったならば、よっしゃー、いざ軽井沢へ、でフットワークも軽く、出かけてしまいます。

こちらはウイスキー蒸留所の見学もできるのでお酒好きの人も是非!

壁を覆うツタに、まるで外国にでも来たような雰囲気を味わえます。

Petit Louvre展の方もお茶目な仕掛けがいろいろとあって、好評のため、なんと12月まで延長が決まったらしいですわ!こんな面白い展覧会はない・・・と思うと同時に、Parisの本物を見たくなること間違いなしですね。ああ昨日まではやっぱりLondonがサイコーと思っていたのに。
せっかくだから早目の昼ごはんをここで食べることにしました。だってさー、ビーフシチューのいい香りがずっとしているんだもの。パンがもちっとしてておいしかったです。

さて、見学が終わったら一旦軽井沢駅に戻って、サイクリング開始!なのです。
まずは、雲場池。別名スワンレイクらしいけど、カモしか見ませんでしたね。

そして、ここから旧三笠ホテルまでが緩やかな登り道、かつ距離があるのでしんどいのです。ブーツを履いているお嬢さん(小学生?)はギブアップしたようです。こちらも途中でへばる老若男女を立ちこぎで抜かして(笑)、ようやくたどり着いた感がありました。



重要文化財ですが、ちょっと崩壊が進んでいるような。

帰り道は坂道らっくらくでチャリンコ暴走族化したライダー達は旧軽井沢方面へ。軽井沢といえば、教会じゃない?パワースポットっぽくない?ということで、有名な聖パウロカトリック教会を訪問しました。


皆さん、どこで結婚式を挙げられているのか…。高原教会のほうかしら?
とりあえず、ミカドコーヒー旧道店で名物のモカソフトの上品なお味にうっとりとして、第2のパワースポット「軽井沢会テニスコート」へ。そうそう、ここが両陛下が愛を育まれた場所ですわよ。

そして、すぐ隣のユニオンチャーチへ。



なんだかとても庶民的な教会なのです。十字架も白樺で作ってあるし。

帰り道に文人の旧居を訪問してみました。室生犀星。この方、金沢にも記念館あった記憶が。



苔生す庭に静寂を感じました。ここなら集中してよい作品が執筆できそうですね。私も将来、経済状況が許せば、夏は軽井沢、冬は沖縄、というような暮らしをしたいものです。那須も高原で似たような感じがあるのに、どうして軽井沢のような高級感を出せないのか、それが心にひっかかっています。しばらく考えちゃうな、これは。

その後はプリンスホテルのショッピングプラザでしこたま買い物をしたそうな。現在、Laura Ashleyで買い物をすることが多いのだけど、Brooks Brothersでお買い物ができるような財力がほしいので、仕事頑張ろうっと思って帰ってきたらしい。