コミュニケーション

 最近、自分の他者との付き合い方が薄っぺらい感じがしてなりません。本当に自分が大切に思っていることや問題意識を持っていることを、本音で語り合うことがないし、そもそも最初から他人に訴えかけて分かってもらうことをあきらめてしまっている気がします。昨日、ようやく私を多忙にさせていた原因の一つであるビジネススクールの受講が終わったのですが、あんなに何度も懇親会に出席したのに、会話らしい会話をした記憶がありません。というか、まれに何かを話し始めた時など、周囲の酔っ払いの絡みがキツくなり、とても真剣な話が出来る状態ではなくなっていくのです。あれはなんなのですかね!?自分も輪の中に入れてほしいという意思表示?(しかし、実際は話せる状態ではないので妨害以外の何物でもないのですが。)それでも、他の人は何やら楽しそうにしているし、それなりに打ち解けていたようです。ジェネレーションギャップという原因もあるかしらね。(笑)振り返ってみるに、自分から情報発信しない態度にも問題があったでしょうし、他者に関心を持って何かを聞き出そうという努力もしなかったですね。昔は自分以外の人たちがどういう人生観を持って生きているんだろう、ということに興味津々だったのですが、なんだか疲弊しちゃっているのかな?
 ともあれ、会社やイベントなどで偶然、場と時間を共有することになった新しい知人と仲良くすることもよいけれど、これまで私によい影響を与えてくれて、いつも心の中で親しみを覚えている方たちとの関係を大事にしたいです。そういう人たちが結局、人生を豊かにしてくれる財産なので。人付き合いには「メンテナンス」が重要、と肝に銘じて、間接的な手段ばかりに頼らず、直接会ってお話しする(少人数で)、という交遊関係を再構築していきたいと考えております。賛同してくれる方は、どうぞよろしく!