シカゴ1日目

(ケーブルを忘れたので、写真は帰国してから貼ります。)
会社の出張では(シンガポールより遠くであれば)贅沢にもビジネスクラスを利用させてもらえるため、10時間以上のエコノミーがこれほどつらいものであることを忘れておりました。ほとんど寝ていないというのに、首が痛いし。結局休むのはあきらめて、機内上映で「アナと雪の女王」とか「アメリカン・ハッスル」を見ていました。頭の中は延々♪Let it go, Let it go...let it go, let it go...のリフレイン。シカゴには朝8時に到着したので、なが〜い一日が待っています。今もまだ18時になってないからね〜。不慣れなもので、空港からの電車が、工事か何かで途中行き止まりになっている区間があることに気づかず、「なにこれ、空港との往復運転になってるじゃん!」と慌てて降りて無料シャトルバスに乗り換えたり、いろいろと小さな失敗を繰り返し。本日はあまり欲張らずにシカゴ美術館1か所を堪能することにいたしました。いやぁ、メトロポリタン美術館の規模縮小版か?と思うほどの素敵な収集品の数々で、古代美術(エジプトやギリシャ、ローマなど)と家具や食器など生活に密着した美術品と絵画や彫刻が総合的に展示してありました。ロンドンで言えば、大英博物館+ビクトリア・アルバート美術館+ナショナルギャラリーの1/10という感じでしょうか?なかなかよかったです。足が棒のようですけどね。
シカゴ美術館を代表する名作といえば「アメリカンゴシック」と、

スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」ですよね。

他にもシャガールのステンドグラスとか

去年来日していたと思われるカイユボットの作品に、はっと心打たれました。

シカゴの広葉樹にはまだ新芽が出ておらず、気温も朝8時の時点で8度くらい。街を行く人はコートやフリースを着ていることが多く、まだ冬の終わり〜早春という感じです。サンフランシスコよりは少ないけど物乞いの人が多く、インドじゃないんだから!と言いたくなります。