アーユルヴェーダ体験記

今お世話になっているコンサルの奥様から「南インドアーユルヴェーダの本格的な施術が受けられる場所なのよ。」というインプットをもらい、そういえばこのホテルにもそういうサービスあったよね〜と思い当たった私は鍛えすぎた体を休ませるためにも、体験することにした。
薄暗い部屋に通され、ヘッドマッサージからスタート。まず開始前になにやら祈りを捧げ、薬草の香りのする油を髪の分け目に擦り込み、頭皮や髪をマッサージ。なんとなく日本のマッサージに比べると優しくて、物足りない。凝りをほぐすのが目的ではなく、もっと精神的に満ち足りた何かを感じるべきなのかもしれない。部屋にはアロマが充満し、次はボディ・マッサージ。うつぶせになるが、熱いオイルを垂らされて、なんだかろうそく責め(あくまで想像ですよ)にあっている気分になってきたのであった。日本みたいにある部分を重点的にマッサージしたあとに、次のポイントへという感じでなく、肩から足の先まで一気に手を滑らせたり、右足先から腿経由で左足先までが1セットだったり、範囲が広い分、単にリラックスのためのマッサージという印象。特につぼとかリンパの流れとかまったく気にしていない様子。そういやこの施術、私は褌一丁で受けていたのであった。女性の褌姿は宮沢りえ以来。すっかり他人事だったのに、やっちまったぜ。そして、仰向けになってからがまたいろいろあって。それ母乳の出がよくなるマッサージですか?ってぐらい胸ばかり触られるわけ。(注:施術者はもちろん女性です。)やっと解放されたかと思うと今度はおへそを攻撃。これにはびっくり!子供の頃、おばあちゃんにおへそを触るからおなかが痛くなる(Not always. But in some cases.)って言われていたのに。しかもおへそをいじくったあとは、指先で描く円がどんどん外側に向かって広がっていき、わき腹を通る度にくすぐったくて仕方がない。正直なところ、効果はどうなの〜?その後は蒸し風呂でリラックスし、シャワーを浴びて終了。本当に肩や腰がやばい人は普通のマッサージへ行きましょう、というメッセージを私からお伝えいたします。